粟って美味しい

粟(あわ)と聞くと、ひえやきび等と同じように昔の人が食べていたもので、あまり普段食べることは無いイメージです。

 

私は京都の「虎屋茶寮」で粟ぜんざいを食べたのが人生初の粟でした。

プチプチしていて香ばしくてねっとりしていて、それまでに食べたことのない食感でした。上にかけられた滑らかなこし餡ともよく合っていました。無くなるのがもったいなくてちびちび食べ進めたのを覚えています。冬季限定なのが残念なくらいです。通販もやってほしい…!

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口直しの塩昆布も美味しいです。

 

 

次は、北野天満宮近くにある「粟餅所・澤屋」の粟餅です。

こし餡で包まれたものが2つときな粉をまぶしたものが1つで、これが注文の最小単位です。朝ごはんをお腹いっぱい食べたばかりだったので全部食べられるか心配でしたが、柔らかく滑らかな食感で、ぺろりと食べてしまいました。私はあまりきな粉が好きではないのですが、この時は本当に美味しく食べることができました。むしろ粟餅の柔らかさや食感をよく感じられるので、私はこし餡よりきな粉のほうが好みでした。

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普通のお餅とは全く違うおいしさなので、もっと気軽に粟を使ったお菓子が食べられるようになるといいなと思います。